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Chapter 5
このやり込み最後にして最強の敵。 フォルネウス戦に次ぐ運や忍耐が必要になります。若しくはそれ以上か。 ビューネイ(幻影)~アビスナーガをいちいちやり直す必要になるのもプレイ時間の増加に拍車をかけます。 真・四魔貴族に欠員を作ることができないため、行動パターンやHPが増え、非常に苦しい戦いになります。
通常形態は非常に楽です。 クイック分身でダメージがどんどん入るので、通常形態でダメージを受けることはありません。 しかし、メッセージ後はかなり厳しいです。 JPは全員0、敵の猛攻で死体が量産され、なんとか生き残ってもいずれはWPが切れて詰む、という恐ろしい状況に陥るわけです。
ここで何とか効率的にダメージを与えなければいけません。 まずすぐに思いつくのは、通常形態にかかるターン数を減らすことです。 ムルムルさんの攻略を見ると、攻撃しているのは4人だけ、シャドウサーバントは誰にも付いていません。 私の攻略では、攻撃は5人、シャドウサーバントも習得済みなので、何とかなるように思えます。 ということで実際に攻撃を加えてみるのですが、何よりも武器威力が、何よりも技能レベルが足りません。 さらに、シャドウサーバントを使ってJPが一桁になってクイックを使うと、次のターンに先制ができないなどのリスクが生じ、突破率を下げてしまうので、16以上のJPを持つキャラがシャドウサーバントを使うのは現実的ではありません。 JPが16に満たないキャラはシャドウサーバントを使うべきですが。それでもダメージ効率は大して改善されません。 よって通常形態にかかるターンをムルムルさんよりも減らすことはほぼ不可能であり、むしろさらに多くかかってしまうことすらあるということはわかりました。
通常形態がダメなら獣魔形態です。 しかし、獣魔の翼が発動してしまうと、ダメージ効率が悪化(実際は20000程度与えているが本体に通るダメージは5000)するので、勝機は薄くなります。 全くWPに余裕が無いので、リセットをしたほうが賢明でしょう、残念ながら。
もはや残っている形態は闇しかありません。 闇形態は、たしかに破壊するものの防御力が下がり、ダメージが与えやすいです。 しかし、メッセージ前に闇形態に移行されると、破壊するもののHPが20000を切ってもメッセージが表示されないので、1ターン無駄にしてしまうのでリセット確定となります。
そこでメッセージ後に効率良くダメージを与えるということを考えます。 こちらが持っている最強の技は分身剣。次いでヨーヨー。 しかし、メッセージ後2ターン目には、クイックタイムを使うJPがなくなるので、弱体化します。 最後にクイックタイムを唱えた術士のJPが高ければ、次のターンも先制して攻撃ができます。 そしてクイックタイムを唱える者が居なくなるのが問題なのです。 大概は強力な攻撃にさらされてパーティが壊滅し、分身技の参照能力値が99でなくなり、疾風剣などを使わざるを得なくなり、WPが切れ・・・と、徐々に、或いは一気に全滅へと近づいていきます。
ここで分身技が参照能力値99の状態で使えたら、かなり楽になります。 つまり、破壊するものが参照能力値の無い攻撃を使うのを待つわけです。 クイックタイムの効果のお陰で先制攻撃できるため、通常プレイでは脅威であるフェイタルミラーが全くの無害です。また、ハウリングも同様。 幸いなことに、闇形態の行動では、この二つを同時に使う可能性があります。 この行動が出れば生き残ります。
次のターン、素で速いようせいは先制分身剣できますが、ブラックはたまに先制できず、ノーラはほぼムリ。ハリードとカタリナは、WPの成長具合や、節約の成否によっては分身技が放てます。何も対策をしないと無理ですが。 また、このターンもクイックタイムの先制があるというのも、JPによってはありえます。 このターンもフェイタルミラー+ハウリングが来れば、勝利はほぼ確実です。 しかし、2ターン連続でそんな行動が来るというのはほぼ奇跡みたいなもので、現実的ではないです。 とはいえ、もうここからは運に身を任せるしかないでしょう。 カタリナ、ハリード、WPが0になったキャラは回復役にします。 スクリーマーを持っているキャラは苦し紛れにファイナルストライクを使うのもアリかもしれません。 たった500ダメージ程度ですが、それでも剣の通常攻撃よりも遥かにマシです。 ブラックとノーラはヨーヨーで攻めますが、ヨーヨーが使えなくなったらトマホークを使います。 これは閃きに期待するものです。 オービットポーラやスカイドライブなどを閃くと非常に勝率が上がります。 ようせいはひたすら疾風剣です。まあWPが尽きるころには勝敗は決しているでしょうから何も考える必要はありません。
最後の方は本当に運頼みですが、誰を回復するかなど、プレイヤーの読みは必要です。 ただ、メイルシュトロームやアビスの風は連発されると全滅は確定なので、単体攻撃や無効化攻撃が来ることを祈るしかないのは残念です。
あまりに運に依存する箇所が多いですが、それでも一応の指針は立ちました。 理想的な行動パターンを下に図示します。
カタリナ | ハリード | ノーラ | ようせい | ブラック | |
シャドウ | シャドウ | シャドウ | クイック | ヨーヨー | |
破壊 | 行動不可 | ||||
分身剣 | 分身剣 | クイック | 分身剣 | ヨーヨー | |
破壊 | 行動不可 | ||||
クイック | 分身剣 | ヨーヨー | 分身剣 | ヨーヨー | |
破壊 | 行動不可 | ||||
分身剣 | クイック | ヨーヨー | 分身剣 | ヨーヨー | |
破壊 | トータルエクリプス 闇の翼 (メッセージ) | ||||
分身剣 | 分身剣 | ヨーヨー | 分身剣 | クイック | |
破壊 | 行動不可 | ||||
分身剣 | 分身剣 | ヨーヨー | 分身剣 | クイック | |
破壊 | フェイタルミラー+ハウリング | ||||
これ以降は臨機応変に対応 |
臨機応変…… なんて便利な言葉だ…… レポートとしては最悪だが……
さて、当然上の表のようにいかない事が圧倒的に多いです。 特に、「破壊するものが4ターン目終了時にメッセージを表示しない」というのがかなり多いです。 むしろ4ターン目にメッセージが出ることはほぼないです。 闇形態でWPやJPが切れるのが速くなり、致命的ですが、「フェイタルミラー+ハウリング」が来るのを祈るのは同じです。
5ターン目終了時にメッセージだと、与ダメージがかなり不足しますが、分身技の参照能力値が99でなくなった後に、強力な攻撃を閃けばまだ勝機はあります。もちろん、強力な全体攻撃が来ないという絶対の前提が必要ですが……。 与えたダメージを計算して、カタリナは防御しておく、などの行動でWPが節約できますので、「先制効果はあるが分身技はできない」という状態になるのをできるだけ防ぎます。
あと、やきごて、ファイアウォールなど、ようせいに当たれば(炎のマントで)無効化する攻撃も結構(というか熱)あります。 インサニティや死神のカマなどのミスもあります。 とにかくようせいやノーラ、ブラックを優先的に回復します。 HPが満タンでも回復するつもりで構わない気がします。 メイルシュトロームが来るとほぼ確実に全滅ですが、HPの上がり具合によってはアビスの風くらいなら何人か生き残ることはあります。防御すれば100台のダメージですし。
ちなみに実際に倒したときは、5ターン目にメッセージ、フェイタルミラー+ハウリング、ファイアウォール+やきごて、明王拳+カオスディザスター…… と、単体攻撃や防げる攻撃ばかりのデレデレパターンだった上に、ノーラが最後に残ったWP1からオービットポーラを閃くという凄まじいロマンシングをして、それがトドメになった、など、かなり運は良かったです。まあ、そういうレベルの運が無い限りは勝てませんが……。 それでもようせいが死んだり、ブラックが死んだりと常に後手後手でドロドロの戦いでした。 ちなみにこの時は、エンディングではようせいとノーラ以外が倒れている状況で、ノーラがオービットポーラを使って破壊するものを倒している光景が。正直泣きそうになりました。
壮絶な戦いを制した後、感動のエンディング。
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