シーズン4使用構築

ミロゲンセミループ

前書き

どうもこんにちは、かたショです。今季S4はS3以上のレートデフレに加え、自分自身まともな構築が全く作れず非常に苦労しました(なお、からきおす杯優勝したり真皇杯関東の予選抜けしたりと大会の戦績はなぜか良かった)。最終日になんとか普段ノルマとしている2100に丁度到達し、その時点で他ロムを地の底まで溶かしていたためそこで保存としました。本ページは終盤に使用した構築を解説するものです。

本構築の作成経緯としては、まずカバ展開に対し火炎玉ミロカロスの刺さりが極めて良いところに注目しました。ミロカロスを採用した時点で毒や火傷のスリップで削っていく構築になることが予想されたため、そちらに耐性のあるレヒレをキャッチして処理しつつその毒や火傷を活かせる祟り目持ちゲンガーをメガ枠として採用しました。残りも状態異常を絡めた高耐久・タイプ補完意識のサイクル要員を多く採用しつつ、ラティアスやジャローダなどを採用することで全体的なSラインを保ち崩されにくいように組みました。受けループとは形が全く違いますが、ここまで高耐久で固めると詰ませ要素の比重が大きくなるので、構築名もセミループとしてみました。

最高レート2100 / 最高順位59位 / 最終レート2100 / 最終順位76位

▲最終日21:30更新でのキャプ。キリはいいですがなんとか乗せた感が溢れています。

基本情報

持ち物 技1 技2 技3 技4
ゲンガー ゲンガナイト たたりめ ヘドロばくだん おにび みがわり
ミロカロス かえんだま ねっとう れいとうビーム どくどく じこさいせい
ジャローダ ゴツゴツメット リーフストーム へびにらみ リフレクター こうごうせい
ヒードラン たべのこし ふんえん どくどく みがわり まもる
ラティアス エスパーZ サイコショック めいそう みがわり はねやすめ
ランドロス オボンのみ じしん がんせきふうじ とんぼがえり ステルスロック

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個別解説

ゲンガー

持ち物 特性 技1 技2 技3 技4
ゲンガナイト のろわれボディ→かげふみ たたりめ ヘドロばくだん おにび みがわり
おくびょう H A B C D S
努力値 4 252 252
実数値 135 * 81→101 182→222 95→115 178→200

S1と同じく鬼火祟り目型。普通の型なので特に語るべきところもないかと思います。後述するジャローダの蛇睨みやリフレクターがあるためS1よりは身代わりを採用する価値は高いように感じました。

ミロカロス

持ち物 特性 技1 技2 技3 技4
かえんだま ふしぎなうろこ ねっとう れいとうビーム どくどく じこさいせい
ずぶとい H A B C D S
努力値 244 252 12
実数値 201 * 144 122 145 101

今回の組み始めに選んだポケモン。配分はほぼHBぶっぱ。物理耐久指数的にはHBポリ2並みの固さを誇り、特殊も大抵の大技は耐えられますが、火傷によって実質耐久が15/16になることには注意が必要です。

カバなどのあくび展開に強い駒としてはポイヒグライやガッサ、レヒレなどが挙げられますが、裏にいるであろうマンダやミミッキュなどにそれほど強くないので、あくびループを止める以上の仕事ができないことがままあります(一番マシそうなレヒレも回復ソースが乏しいため削りに弱く、また状態異常を撒くような構築とはアンチシナジー)。ミロカロスは回復ソースがあり、かつそのままマンダなどと殴り合え、技の一貫性から腐りにくいということでそれなりに環境に刺さっているのではないかと考えて採用してみました。毒の入らないポリ2、高速回復のあるスイクンのようなイメージが実態に近いと思われます。そう書くとめちゃくちゃ強そうではありますが、燃えていない状態では全く耐久が足りない(マンダの意地捨て身が下手すると受からない)ので、ランドのとんぼから展開したり半減技に繰り出したりしてさっさと燃やしておきたいところです。

極めて広い範囲を受けられますが、積みによるゴリ押しや超火力特殊ATは苦手なのでそちらはしっかりケアする必要があります。選出率はかなり高くなりました。

ジャローダ

持ち物 特性 技1 技2 技3 技4
ゴツゴツメット あまのじゃく リーフストーム へびにらみ リフレクター こうごうせい
おくびょう H A B C D S
努力値 252 4 252
実数値 182 * 115 95 116 252

S2と全く同じ個体のゴツメジャローダ。やはり特に語るところのないポケモンです。胞子耐性、若干の受けループ耐性、ミロカロスの勝てない水タイプや電気タイプへのそれなりの耐性、そしてガルーラやグロス入りに対する刺さりの良さから採用しています。

マンダやリザ、ゲンガー入りなどにかなり出しにくいため、選出率は最も低い部類。もう少し他に適任のポケモンがいたかもしれません。

ヒードラン

持ち物 特性 技1 技2 技3 技4
たべのこし もらいび ふんえん どくどく みがわり まもる
おだやか H A B C D S
努力値 212 156 140
実数値 193 * 126 150 160 115

ORASのS10から使っている古き良き毒まもドラン。準速カグヤ抜き抜きのSで余りHDということでやたら固く、特殊受けとしても使っていけます。

技構成はスタンダードな毒+みがまも。自分自身これしか使えないという事情もあるのですが、裏のラティやミロカロスがドランに強いためミラー意識(あとは対ドヒドイデなど)で大地の力を採用する必要は感じませんでした。

テテフのまともな処理ルートがこのドランを投げるかジャロで麻痺(対スカーフ)や削り(対襷・チョッキ)を入れてゲンガーで倒す以外にないためそれなりに選出率は高く、しっかり1~2体毒殺してくれることも多いのですが、そのテテフにエスパーZ+きあいだまやら格闘Zやらで正面から殴り倒されることも頻発したので、そこは明確に構築の弱さかなと感じました。

ラティアス

持ち物 特性 技1 技2 技3 技4
エスパーZ ふゆう サイコショック めいそう はねやすめ みがわり
おくびょう H A B C D S
努力値 204 84 220
実数値 181 * 110 141 150 173

S3から引き続いて採用した瞑想ショック1ウェポンラティアス。今回はやや調整を変えており、+1Zでガブリアス93.8%の乱数になるまでCを振っています。代わりにSを準速マンダ抜きまで落とし、耐久もバシャやレボルトを受けるのに支障がない程度に削っています。無振りだと正面からメガルカリオに負けたり積んでもガブリアスに負けたりするのが弱かったためこのような調整に変えたという経緯があります。

S3と異なり障害となる鋼タイプをキャッチして処理という構築ではありませんが、鋼の中でもナットレイはゲンガーやミロカロスで燃やしてしまえばそこで処理できずともラティの起点にでき、そもそもPP枯らしがあるので最悪燃やさずとも良く、テッカグヤも同様(ただヘビボンは枯らすには多いので燃やして身代わりを残せるようにするべき)、ギルガルドはドランで見ることでレヒレなどを除く裏を毒殺するかガルド自体を処理するかの択を迫れるということで、サイクルの中で自然に通せるような作りにしたつもりです。

ショック1ウェポンで通りはよくないのですが、鋼については上記のように構築内に明確な処理ルートが存在するのでそれほど不都合は感じません。問題はテテフやグロスなどエスパーで受けに来る場合やそもそも重い悪タイプで、これらにはあまり選出したくありません。

霊獣ランドロス

持ち物 特性 技1 技2 技3 技4
オボンのみ いかく じしん がんせきふうじ とんぼがえり ステルスロック
しんちょう H A B C D S
努力値 244 20 244
実数値 195 165 112 * 144 111

S3から続投となった高性能ステロ撒き。電気の一貫を見かけ上切りつつ、リザを確実に退かせてステロを撒くのが主な仕事。S3のランドロスはカバ展開の阻害のためラム剣舞でしたが、今回その必要はないためさらに耐久に厚くし、剣舞をとんぼにして持ち物は寿命の延びるオボンとしています。

リザマンダギャラ、非メガだとウルガモスやカイリュー、パルシェンといったポケモンたちがうようよいる現環境でステロの重要性はやはり(6世代に比して)高く、高速で範囲のとれるアタッカーとの相性が素晴らしく良いということを前季S3で確認できたため今回はそれをゲンガーとの並びでやってみようということで採用しましたが、これは成功したと思われます。

また、とんぼがえりがかなり強く、安全にミロカロスを燃やしたりゲンガーのキャッチに使ったりとプレイングの幅が広がり、このランドロス自体のクッション性能が極めて高いため適当に使ってもしっかり何でも耐えて十分な仕事をしてくれて非常に頼もしかったです。

パーティ雑感

見てわかる通り回復ソースが豊富で数値も高め、自分が今まで作った構築の中では最もサイクルに寄った仕上がりになったと思います。その上で採用しているポケモンやその型からして、7世代環境における今までの自分の構築の集大成的なものになったような雰囲気です。ただ結果はパッとしないし実際鮮烈な強みがあるわけでもないので、だからどうというわけでもないのですが……

それはさておき、この構築の動かし方としては、まず基本にミロジャロラティドランの受け回しがあり、無理な駒をゲンガーでキャッチしたり、あるいはランドのステロから展開してゲンガーやラティで抜いていくような動きが加わるため、それなりに複雑です。

受け回しをする上で障害となりやすいのは、まず第一にカプ・テテフ。個別解説でも述べた通り、ここから崩されることがとても多かったのは問題でした。次に挙げるならギャラドスで、ジャローダで見ようとすると飛行Z、ミロカロスで見ようとするとメガ(型破りで鱗貫通)の身代わりや挑発などで負けます。また、ミミッキュにはそれなりに厚くしたつもりなのにそれでも重かったです。ミロカロスで見ようとすると2回の試行回数で燃やせなかった場合対面からですら+4Zで返り討ちなのが辛いところ。レートを安定して伸ばせなかった理由は上記のようなごく普通に採用されるサイクル破壊ポケモンにしっかりサイクル破壊されたことが大きいように思われます。相手依存の弱さが骨身に沁みたシーズンでした。

後書き

最後までお読み頂きありがとうございました。実は来季S5からUSUMのシーズン2の時期にかけて、ゲームをやる時間が取れなくなるため、これまでのようにガンガン潜って毎シーズン記事を書くということができなくなってしまいます。もちろん「ポケモン引退」などと宣言するつもりはないですし時間を見つければ普通にやるのでしょうが、しばらくここのサイトの更新がないかもしれないという事務連絡も兼ねて報告しておきます。またどこかのシーズンのシングルレートでお会いしましょう。

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